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高2が「中・高生 探究の集い2025」&「2025年度 全国高校生フォーラム」に参加

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12月13日(土)高校2年生の「グローバルスタディ演習」履修者の中から選出されたマレーシアチーム1班(4名)が、関西学院大学西宮上ケ原キャンパスで開催された「中・高生 探究の集い2025」に参加しました。全国から多くの応募がある中、本校からは書類選考を突破した「ひと塗で未来を変える」をテーマとする班が大会に出場しました。本班は、パーム油およびその認証制度について探究を行っています。惜しくも入賞は逃しましたが、自分たちの探究テーマについて堂々と発表し、質疑応答にも的確に答えることができました。この大会には、全国各地から探究活動に励む中高生が集まっており、生徒交流会では活発な意見交換が行われ、大いに盛り上がっていました。本班は前日までマレーシアに滞在しており、帰国後そのまま関西へ移動するという過密な日程の中での参加となりました。疲労がある中でも、直前までプレゼンテーション練習やパワーポイントの修正を重ね、現地で購入したMSPO認証のパーム油を使用してハンドクリームを作成するなど、全力で取り組む姿が見られました。

 

12月21日(日)国立オリンピックセンターにて開催された「2025年度 全国高校生フォーラム」に、高校2年生4名が参加しました。このフォーラムは、文部科学省が実施するWWLおよびSGHネットワークに参加する全国の高校生が一堂に会し、日頃取り組んでいるグローバルな社会課題について、解決策や提案をポスターセッション形式で英語発表するものです。本校からは、「グローバルスタディ演習」マレーシアチーム5班(4名)が出場しました。探究テーマは“From Island Nation to Global Station: Japan’s Multi-Ethnic Future”「グローバル化と日本:多民族社会へ」です。この探究では、多民族国家であるマレーシアで日常的に実践されている「オープンハウス」という交流の仕組みに着目し、それを日本版として展開することで、人権問題などの解決に向けて高校生が主体的に取り組める形を提案しました。惜しくも入賞には至りませんでしたが、英語による発表および質疑応答にも堂々と対応することができました。また、発表後には英語での生徒交流会が行われ、未来の教育やAIの活用について積極的にディスカッションに参加する姿が見られました。来年2月に予定されているSGH・WWL課題研究発表会に向けて、今後も探究活動をさらに充実させていく予定です。