高等学校

教科指導

生徒全員の意見や考えを共有し、対話をしながら授業を進めていったり、
各自で課題について調べて発表したり。生徒の能動的な授業参加を促しています。

ロイロノートスクールとは?
教員と生徒間の双方向のコミュニケーションを円滑にする授業支援アプリ

英語科 │ 田中先生

日々の積み重ねを通し、
いつしかスキルアップした自分に

オックスフォードのWEB版テキストを用いたネイティブ教員による英会話「論理・表現」、海外在住のネイティブスピーカーと1対1で話すOnlineSpeaking、英書の多読を行うExtensiveReading。富士見丘生の英語力向上を支えるプログラムには、パソコンは欠かすことのできない重要なツールです。パワーポイントを用いたプレゼンテーションでは、原稿作りからパソコンを使うのでタイピング技術も向上し、CBTタイプによる資格試験に挑戦する時にも戸惑う心配は一切ありません。

Extensive Readingの様子

Online Speakingの様子

数学科 │ 志水先生

“好き”から“得意”へ“嫌い”から“面白いかも...?”へ

数学の学習はその本質をつかむ必要があります。本当に納得できるまで、1人ひとりの「なぜ」を追求し、論理的思考力を鍛え、自分で考えることを重視しています。わからないところを明確にし、問題文から得られる情報を可視化していくことで、自分の手を動かして解決していくのです。また、データの処理においては物事を数・量・図形に注目して、観察的に捉え、与えられた情報から必要なものを適切に選択する演習を重ねます。それにより、事象を数学的に解釈したり、自分の考えを数学的に表現したりする力を養い、総合的な数学力を磨いていきます。

2次関数の最大・最小や軌跡について、geogebraを使った授業の例

オンラインで提出された課題添削の例

国語科 │ 斉藤先生

多くの価値観を共有。
比較し、多様な視点を身につける

国語の授業では、自分の意見をクラスメイトと共有するためにICT、特にロイロノートを活用しています。評論文のみならず、小説や古典文学の解釈についても様々な価値観を互いに比較することができるため、自らの思考を深めることが可能です。3学年全体でICTを幅広く利用し、数年間かけて多様な視点を持つことができるようになります。

「羅生門」について各自の意見を発表

理科 │ 林先生

「発見力」「解決力」「発信力」を育成

1年次では必修科目として「化学基礎」「科学と人間生活」を履修。学習指導要領に定められた授業内容を進めつつ、生徒の興味関心を引き出せるように通常授業は勿論のこと、実験実習でもICT機器(電子黒板・個人所有のPC等)を活用。その時々の科学的なトピックスを取り上げ、自身の考えをまとめたり、グループディスカッション・プレゼンテーションをさせたりと課題発見力や問題解決力を身につけられるような場を作ります。

ロイロノート例

2年次では理数系を志望する生徒は「化学」「生物基礎・生物」「物理基礎・物理」を選択科目とし、自身の進路に併せ3年次へと繋げていきます。生徒一人ひとりの目標やレベルに沿ったきめ細かい指導を行います。

TOPICS

理科の取り組み

高校2・3年「生物」アフリカツメガエルの解剖

高校2・3年生の選択授業「生物」にて、アフリカツメガエルの解剖を行いました。この実験は、実験手順を考案し、教科書で習ったことを実際に確認することを目的としています。2人1組で2台のPCを使い、生徒自作の解剖手順を見ながら、作業を録画しました。後日、動画から画像を取り出して、レポートを作成しました。最初は緊張した手つきでしたが、徐々に慣れていき、命の大切さに感謝しながら、熱心に作業に励みました。特に、看護系進学希望者は臓器の繋がりや骨格の仕組みに興味津々でした。

社会科 │ 藤本先生

知る楽しさと自らの探究を表現する授業

全学年でアクティブラーニング形式の授業を導入しています。思考力を重視する大学入試の変化に対応して、グループワークを通じて史料の読み取りや話し合いを行い、お互いの意見を「ロイロノート」を用いて批評し合います。必修科目として、1年次に世界史と日本史の両面から近現代を学ぶ「歴史総合」と社会の仕組みを学ぶ「公共」で基礎知識の習得をめざし、3年次に「地理総合」で地域環境と歴史の結びつきを学びます。

国風文化に関する資料を鑑賞し、特徴をまとめる

選択科目では、自らの進路に応じて「世界史探究」または「日本史探究」を2年次から学びます。暗記ではなく知ることの楽しさと自らの探究を表現することの喜びを実感し、グローバル社会への関心を高める授業を展開しています。