富士見丘中学高等学校

教育理念

「グローバル・コンピテンシー」を育てる

コンピテンシー(COMPETENCY)という資質・能力に関する概念があります。時に「成果を上げる人に共通する行動特性」などとも訳され、近年では人材採用にも活用されていますが、本校では21世紀社会を生き抜く真のグローバル人材として必要な能力や資質、すなわちグローバル・コンピテンシーの育成に努めています。コンピテンシーは単に教科の習得による「学力」だけでなく、未知の問題解決に必要な思考力・判断力・表現力・創造力・行動力などを含んだ総合的な能力を指しています。
今まで教師が教えてきた「正解」はAI(人工知能)が瞬時に答え、「正解」の積み重ねの上に成り立ってきた産業社会においてもAIが人間に取って代わっていくでしょう。従来の学校教育が育んできた学力では第4次産業革命と呼ばれる現代社会の大転換に応じきれないのです。人間には既存の枠組みを超えた柔軟な思考と大胆な発想に基づくイノベーションが求められ、それを支えるのがコンピテンシーです。また、グローバル化の進展や複雑化する社会構造は、異文化圏の人々や考えの異なる人々との連携や協働を必要とし、その中で身近な問題からグローバル・イシュー(地球規模の課題)まで、さまざまな問題の解決に取り組まねばなりません。そこでは粘り強く真摯に問題解決に取り組む姿勢やコミュニケーション能力も必要になってきます。
文部科学省指定のスーパーグローバルハイスクール(SGH)である本校は、英語4技能教育を土台とした英語コミュニケーション能力の育成によって、グローバルな連携や協働を可能にしつつ、SGHプログラムの中核となる高大接続プログラムや国内外でのフィールドワークを通して、未知の問題にチャレンジする旺盛な行動力を育んでいきます。現下の諸問題には絶対的な「正解」はありません。大事なことは「正解」に辿り着くことではなく、その過程において、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を涵養し、幅広い資質・能力を磨いていくこと、加えて英語4技能のスキルを習得してグローバル社会への飛躍を可能にしていくことと考えています。21世紀のグローバル社会を生きる力=グローバル・コンピテンシーを育てているのが富士見丘学園なのです。

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