NEWS

NEWS詳細

高校1年「釜石フィールドワーク」報告

2019.11.14

高校1年はサステイナビリティ基礎のプログラムの一環として10月24・25日に岩手県釜石市へフィールドワークに訪れました。
釜石市は2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた後、地域内外の人々の協力を得て復興事業を推進し、ラグビーワールドカップの開催地になるほど活気を回復した都市です。到着後の講演では災害体験者から被災の生々しさと、将来への不安、復興活動の現状について話を聞きました。マスメディアを経由した二次情報では伝えられなかった、現地でしか知り得ない一次情報を知り、強い問題意識をもって現地調査に出発しました。
午後からは「災害と地域社会」「開発経済と人間」「環境とライフスタイル」の3テーマに分かれてスタディーツアーに臨み、釜石の復興と発展に心血を注ぐ方々から現状について取材しました。夕食後のワークショップで、取材をもとにこの地域が抱える問題点とその解決策について班ごとにディスカッションしました。
2日目は、釜石の持続可能性について班ごとに提案を模造紙にまとめ、プレゼンテーションを行いました。質疑応答も活発に行われ、2日間で問題解決能力に磨きがかかったように感じられました。精神的な成長の感じられる収穫の多い研修旅行となりました。