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マレーシアフィールドワーク2019報告

2019.02.18

1月22日~26日、サステイナビリティ演習「環境とライフスタイル」を履修する高校2年生14名がマレーシアフィールドワークを行いました。“マレーシアのゴミ問題”、“フードロス”、“マレーシアでの食育”、“運動習慣と学習効率の関係”といったテーマを設定して課題研究を進めてきた生徒たちが、経済成長著しいマレーシア・イスカンダル地域や近代化の波が迫り来るマングローブ林を訪問し、開発の現状と課題について学んできました。また、ジョホール州のDato’ Jaafar高校で、各研究テーマについてのプレゼンと意見交換を行いました。

初日(22日)は、シンガポール・チャンギ空港に到着後、陸路で国境を越えマレーシア・ジョホールバルへ移動。翌日にDato’ Jaafar高校との交流会で英語プレゼンを行うため、原稿を見ずにプレゼンテーションが出来るまで発表の練習を行いました。
そして、2日目(23日)、出発直前までプレゼンの確認をし、交流校であるDato’ Jaafarにむけホテルを出発。到着するや否や、歓迎の演奏やダンスで盛大なもてなしを受け、開会式が始まりました。式の最後にマレーシアの伝統舞踊を全員で踊ったことで緊張も和らぎ、訪問校の生徒とすっかり打ち解けることができました。研究発表会では、予めこちらの研究テーマを伝えておいたDato’ Jaafar高校の生徒たちも同じテーマで研究発表を行ってくれたため、非常に有意義な意見交換の場となりました。午後は、メディニ・イスカンダル・マレーシア社(MIM)を訪問。日本の総合商社から出向しスマートシティ開発に挑んでいる中野副社長から具体的なお話を伺いました。お話の後には、レゴランドやウォーターフロントエリアなど周辺の開発施設をご案内いただき、開発の現状と問題点について具体的に学ぶことができました。

3日目(24日)の午前中は、スンガイメラユ村でのエコツアーに参加しました。漁村の小さなモーターボートで、マングローブ林巡り、ムール貝の養殖場見学を行いました。午後は、バスで1時間半ほど移動し、ユーラシア大陸最南端の地タンジュン・ピアイ・ジョホール国立公園へ。ところがこの日は年に1日か2日しかないという満潮による洪水で、海からの水で公園の木道は水没し、水が引くまで1時間半も待つ羽目に。しかしながら本校の生徒たちは文句を言うどころか、同じく公園の入場を足止めされている現地の人々に自分たちの研究テーマに関して生の声を聞く絶好の機会に変え、大きな成果を得ていました。国立公園内の干潟にはムツゴロウや数種類のサルなど多様な生物が生息しており、それらを間近に見ることもできました。その一方で開発による埋め立てが、マングローブ林の真近まで迫っており、「この雄大な自然を急激な開発からどう守っていくのか」というジョホールバル地域の開発の課題を実感することができました。
最終日(25日)は、マレーシアで最も美しいモスクといわれるスルタン・アブバカール・モスクを見学した後、ジョホールバルのイオンモール(テブラウシティ店)を訪問しました。五十嵐店長のご協力で、中華系、マレー系の従業員の方々も集まって下さり、マレーシアでの「フードロス」や「食育」の取り組みの現状や、現地の人々の意識について話を伺いました。マレーシアでのフィールドワークを全て終え、バスで国境を越え、シンガポールへ。シンガポール・フィールドワーク組と合流し、マリーナベイサンズの展望台に上り、最新のテクノロジーや整備された街並みを見学し、何年か後にはイスカンダル地域もこのような発展を遂げるのか、とマレーシアの将来に思いを馳せました。夜にはベイエリアの光と音楽のレーザーショーを楽しみ、多くの成果と楽しい思い出を胸に帰途につきました。