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台湾フィールドワーク

2018.01.10

12月19日から23日まで4泊5日の日程で、サスティナビリティ演習「災害と地域社会」を履修する高校2年生15名が台湾フィールドワークを行いました。
大木研究室(慶應大学環境情報学部)のご指導のもと、地震・防災について学んできた生徒たちが、1999年9月に台湾中部を襲った「集集地震」の傷跡、復興の足跡を辿り、台湾における「地震災害の伝承・伝え方」を調べました。また、南投縣立旭光高級中学を訪問し、台湾の高校生と研究交流を行い、防災に関する問題意識を共有しました。フレンドリーで明るい台湾の高校生との交流は、忘れがたい思い出となりました。
以下は、日程順の活動の様子です。

1日目(12月19日) 午後2時に台湾桃園空港に到着し、バスで最初の訪問地の石岡ダム(台中北部)に向かいました。1999年の地震では、断層のズレにより、ダムが決壊するという被害を受けた場所です。崩壊した状況も一部保存されており、被害の大きさがうかがえました。

2日目(12月20日) 集集地震関連の遺構・教育施設を訪問しました。まず、保存された断層を直に見ることができる車龍埔断層保存園区に行き、地震のメカニズムについて学びました。つづいて、改装された集集駅、復興のシンボルである日月潭など地震関連施設を次々に訪問しましたが、生徒たちの心に最もインパクトを残したのは、武昌宮でした。倒壊した建物をそのまま残すことの意味について考えを深めることができました。

3日目(12月21日) 午前中は、集集地震の全容を学ぶことが出来る9.21地震教育園区を見学しました。もとは中学校だった場所にできた博物館ですが、倒壊した校舎、隆起したグラウンドを目のあたりにして、ここでも大きな衝撃を受けました。

午後は、南投縣立旭光高級中学との交流会。熱烈な歓迎を受けた後、本校の生徒全員が、これまで研究してきた「災害・防災の伝承の仕方」について英語プレゼンテーションを行いました。旭光高級中学の高校生も、集集地震が台湾の防災や教育に与えた影響について発表し、双方の発表後には、笑顔での交流がつづきました。

4日目(12月22日) 台中から台北に移動し、九份と西門を訪れました。夜は、本校の卒業生で台湾大学の学生である林さんに台湾の夜市を案内してもらい、台湾文化を満喫する一日なりました。