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サステイナビリティ演習②

2017.06.19

6月14日(土)のサステイナビリティ演習は、『環境とライフスタイル』『開発経済と人間』で生徒プレゼンテーションが行われ、『災害と地域社会』は池袋防災館での校外学習を行いました。

『環境とライフスタイル』は、1月に実施するマレーシア・フィールドワークに向けて、現在進行中の大規模な都市開発である「イスカンダル計画」などについて4グループに分かれ調査し、プレゼンテーションを行いました。この日は正にこのプロジェクトに関わり低炭素社会への提言をしている国立環境研究所主任研究員の藤野純一先生も来校しており、生徒たちは専門家を前に緊張気味で発表していました。各グループの発表に藤野先生から丁寧なコメントをいただき、これから本格化する環境と生活様式をめぐる研究について、関心を強めていきました。

『災害と地域社会』は、防災に関する基礎的な事項を理解するため、池袋防災館での防災体験ツアーに参加し、煙、地震、消火の3つの体験をしました。煙コーナーでは、部屋に煙が充満していている中で、低い姿勢で出口を探し、避難する体験、地震コーナーでは、東日本大震災の震度7の揺れに対し、机の下に避難する体験を行いました。さらに、訓練用の消化器を使って、スクリーンに映し出された炎を消す消化コーナーを体験し、最後に、首都直下型地震をテーマにしたビデオを見て、この日のツアーを終了しました。今後は、慶應義塾大学環境情報学部の大木先生のご指導のもと、災害、防災について課題研究を行っていきますが、防災に関する概要を理解する上で意義ある研修となりました。