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2016.03.18
短期留学参加者13名は、3月15日にイギリス・テットベリーにある全寮制の姉妹校Westonbirt Schoolを訪問し、交流を深めました。
研修地チェルトナムからバスでおよそ1時間、校門に到着しても周囲に建物が見当たらないほどの広大な敷地を進み、たどり着いたお城のような校舎の前では、日本文化に関心をお持ちで案内役を買って出てくださったヘイ先生にお出迎えいただきました。
ヘイ先生と寮長のご案内により校舎を見学。寮生活の様子や教室環境、広大な敷地に植えられた植物などについて、英語での説明も十分に理解できている様子でした。その後、家庭科のベル先生のご指導の下で、調理実習を体験。イギリスの伝統的なpudding(イギリス英語で「デザート」の意味)の一つであるapple crumbleを作りました。調理に必要な英語をホワイトボードに書き上げての復習も行い、「まな板」には”cutting board”だけでなく”chopping board”という言い方もあると学ぶなど、ベル先生との会話も弾む楽しい授業でした。
調理実習の後は、今年度の特別企画ということで、これまで数度富士見丘にご来校いただいたことがある副校長のグルニング先生が自ら理科実験の授業を行ってくださいました。炎を使った酸化の実験や、水溶液を組み合わせての色の変化の観察、水素を入れた風船を使った実験などを体験するとともに、様々な元素や実験器具の英語での名前を教えていただきました。楽しい中にも学びの多い貴重な体験になりました。
授業の後はランチタイムで、寮生活の食事を体験。この日のメニューは2時間かけて焼き上げたローストビーフ。チーフシェフが一人一人に切り分けてくださる光景は高級レストランでの食事のようです。ここでは、かつて交換留学生として本校で学んだことのあるアヴィゲイルさんと イザベルさんに再会。彼女たちのホストファミリーであった生徒も今回の短期留学に参加しており、すっかり背が伸び、成長した姿に驚き合いながらも、楽しい昼食時間を過ごしました。
昼食後の交流会では、本校生徒が学校紹介のプレゼンテーション、ミニバンドによる演奏や合唱、書道パフォーマンスやソーラン節などを披露しました。英語での説明も十分に伝わり、さながらコンサート会場にいるような熱気に包まれた交流会となりました。
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