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公開講座「Adobeのソフトウェア開発の現場を見よう」

2016.02.19

2月15日(月)、公開講座「Adobeのソフトウェア開発の現場を見よう」が実施されました。中学3年生から高校3年生までの計15人で、大崎にあるAdobeオフィスを訪ねました。

入った途端、洗練されたスタイリッシュな内装のオフィスに感嘆の声が上がりました。初めにAdobe社が開発したIllustratorやPhotoshopなど商品の紹介。雑誌や広告、webページなどよく目にする多くのメディアでこの商品が活用されていることを知りました。

続いて、フォント開発・ソフトウェア開発など、分野ごとの「プロ」の方々から仕事の内容、経歴などのお話をうかがいました。ユニークな経歴や高い専門性。一流企業を支える仕事人の一面が知れる貴重なお話でした。性別・年齢・国籍などはさまざまでありながら、生徒からの「今後伸ばしていくといいことは何か」の質問に、自己探求とPC操作のスキルアップ、そして何よりも重要なのが多くの人とコラボするための「英語力」と答えられたことがとても印象的でした。

楽しみしていた開発現場の”Office Tour”。今回はフォント作成のフロアを見学させてもらいました。パソコンの画面で文字の1つ1つのバランスや美しさとにらめっこ。大変根気の要る仕事だと痛感しました。製作した文字がどんな機種や文字コードであっても正常に表示されるかどうかは、海外、例えばインドのAdobeスタッフらとチャットで確認しあう場面が多いとのこと。一人一人がクリエイティブであることと同時に、コミュニケーション力の高さも求められていることが分かりました。

最後は佐分利ユージン社長との対話。華やかな経歴の陰には日米の二つの国に挟まれ、家族や生活のために過酷な仕事にあえて従事していた時期もあると聞き驚きました。生徒も積極的に質問し、佐分利社長の学生時代の様子やリーダーの極意、大切にしていることなど貴重なお話をうかがうことができました。また、これまで出会ったワークグループで最も仕事が捗りよい成果を出したグループのメンバーのうち8割が女性であったとのこと。佐分利社長が女性の活躍や潜在的な力に信頼と期待を寄せていることが分かりました。最後に、「これからの時代、お金や権力の有無にかかわらず豊かに暮らすためにはどうしたらいいか」の問に、「何をしたら人の役に立てるか、助けられるかを考えていけばきっと心豊かに生きていける」と述べられたのが印象的でした。

これから進路選択など多くの岐路を迎える中高生にとって、刺激的であるとともに目標に向かって背中を押された、そんな一日でした。

以下に参加した高校2年生の感想を紹介します。

「Adobeを見学して」
今まで自分はオフィスを間近に見たことがなく、テレビの漠然とした雰囲気でしか印象がなかったので、実際に見ることができ、貴重な体験を得ることができました。また、オフィス内ではバランスボールに座って仕事をしている人がいたり、休憩所には卓球台やマッサージチェアがあったり、とてもびっくりしたと同時に自由な会社だなと思いました。
色々な方のお話を聞いて、特に西塚さんは、字体について熱く語る姿がとても印象的で、本当に字が好きなんだなあと思いました。また、生き生きと自分の好きなものを語る様子がかっこいいと思いました。みなさん、高校生に対し、優しく、丁寧に答えてくださりとても嬉しく思いました。
Adobeの会社を訪問することができ良かったです。ありがとうございました。