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地歴科・関根先生執筆 早良親王、道鏡に関する論文

2015.03.24

本校地歴科の関根淳先生が、歴史読本編集部編『ここまでわかった!敗者で読み解く古代史の謎』(新人物文庫、2014年)で「早良親王」、歴史科学協議会編『歴史の「常識」をよむ』(東京大学出版会、2015年)で「道鏡が目指したもの」を執筆しました。
一般的には、早良親王は藤原種継暗殺事件での無実を主張するために自ら絶食して憤死、道鏡は女帝・孝謙(称徳)の心を惑わして専権をふるった怪僧、と言われています。しかし、上の二つの論文では、早良親王が実は暗殺事件に関与し、朝廷から飲食を絶たれて事実上「処刑」されたこと、道鏡が実は学問に熱心でとても魅力的な人物であったことを述べています。いずれも、史料を根拠として、通説とは違った歴史像・人物像を描いています。
「暗記から考察へ」。大学受験の常識も変わりつつあります。本校では、〈考える歴史〉の授業をおこない、史料を読解する力、常識を批判的に考察する力を養っています。

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