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“公開5×2”「生命の始まりを観察しよう」@首都大学東京

2015.02.23

2月21日(土)、高校1・2年生と中学1年生の10名が、首都大学東京 都市教養学部理工学系/大学院理工学研究科の福田公子准教授のご指導をいただき、ニワトリ胚(ヒヨコになって殻から出てくるまでの中身)の観察に挑戦しました。

福田先生から胚の取り出し方の指導をいただいたあとは、どんどん各自で試料をつくり、観察を進めました。ゴールは各自で観察した4つの胚の発生段階を考察し、さらにグループ5人分の20個の胚を発生の段階順に並べること、および順番を決める条件を明らかにすることでした。

小さな胚を壊さないように殻を開け、白身をかきわけながら卵黄の表面に育っている胚を見つけて取り出す作業はとても繊細で難しく、息を詰めて集中して卵に向かい合いました。寒天培地の上にそっと置いた胚を顕微鏡にセットし、小魚に似た透き通る体の中に脈打つ心臓を見ることができたときには歓声が上がりました。福田先生に4日目の卵、12日目の卵も開けていただくと、現れた胚の姿に思わず息を飲みました。各グループで見つけ出した発生の段階順と条件について福田先生から解説をいただくことで、始まりの生命から複雑な生物になっていく過程について理解を深めることができました。

小さくも力強い生命に直接触れ、そこから学ぶことを通じて、生徒はそれぞれ自分自身の命の始まりと、いつか授かるかもしれない小さな命の始まりに思いを馳せる機会ともなったようです。