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参加生徒に聞く「慶應義塾大学との共同研究プログラム」

2014.12.30

本格的な研究を開始してほぼ5ヶ月が経った。研究を通して、生徒は何を学んでいるのだろう。高1・2年生6名に、共同研究での体験と学びについて整理してもらった。

運動量調査に協力した生徒は118名。これら生徒の10日間にわたる数量データとアンケートデータを基に、慶應義塾大学理工学部伊香賀研究室の学生と共に研究に携わった生徒は中3~高2の32名。どの生徒にとっても、これほど膨大なデータと向き合うのは初めてのことだ。研究成果を問う「中間発表会」が行われたのは2週間ほど前の12月13日(関係記事6)。

慶應義塾大学との共同研究プログラム1

これまでを振り返り「気づいたこと」をポストイットに書き留めてもらった。予想通り、研究を進める上での苦心が多く語られている。また研究途上での発見を書いている生徒もいる。

次に、自分たちが書いたポストイットを明瞭に区分するための座標軸を考えてもらった。その座標軸によって生まれる4つの領域(象限)に「気づき」を当てはめてもらうためだ。座標軸を変えれば、そこで切り取られる風景は一変する。つまり座標軸は視点なのだ。自分たちの「気づき」をうまく分類できる視点を生徒達は模索していく。

試行錯誤の末に到達した座標系が下の写真。これをチャート化したものが右図だ。

ポストイットには「良い結果が出なくていきづまったら、アンケートの内容を見直してみることが大切」「自らの予想と異なる結果が出たとき、どう解釈するかが難しい」「自分の伝えたいことを順序立ててまとめることが難しい」など、探求を進めるうえでの心構えから、発表を組み立てる苦心まで、研究する者こそが直面する気づきが綴られていた。

5×2
この後、各自が取り組んでいる自主研究「5×2」での気づきをポストイットに書いてもらった。これを先ほど考案した座標軸に当てはめて分類してもらったものが左の写真である。この作業を通して、「5×2」にはデータ化の領域(第1 象限)がすっぽりと抜け落ちていることが明らかとなった。「5×2」の今後の課題を全員が確認できた瞬間だ。