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小論文 投稿文が新聞に掲載されました!

2011.10.24

本校では「入試対策小論文演習」の授業の一環として新聞投稿に取り組んでいますが、今回、高校3年生3名の文章が産経新聞投稿欄に掲載されました。

●プレッシャーの克服に感動

土井珠和

日本女子サッカーのなでしこジャパンが、ロンドン五輪アジア予選を勝ち抜き、五輪出場の切符を手にした。7月にドイツで行われたサッカー女子杯の優勝に次ぐ快挙に、あらためて日本人女性の強さを実感した。
だが今回のアジア予選における彼女たちへのプレッシャーはどれほど厳しいものだったろう。
W杯優勝で一挙に日本中の夢と期待を背負わされ、しかも会場は国外で、10日間で5試合という過密スケジュール。選手へのプレッシャーや疲労はピークにあったと思う。
事実その試合ぶりは、いずれも1点を争うハラハラドキドキの連続だったが、それでも結果は4勝1分で1位突破。
3大会連続4度目の出場となるなでしこの快進撃に、私は崇敬の念すら抱いた。ロンドン五輪に向け、さらなる進化を目指すなでしこジャパンに、同じ日本人女性として心から活躍を願わずにはいられない。

 

●介護に大事な触れあいと会話

西川真依

患者に共感し、信頼を得ることで、患者が穏やかになるという認知症介護のひとつ「バリデーションケア」を新聞で読み、2つの大事なことを学んだ。
1つは患者へのタッチング(接触)。患者との触れあいのことだが、これは子供が母親の抱擁や手のぬくもりなどで愛情を感じ、穏やかになるスキンシップと同様、効果ある介護方法だと思った。
2つ目は、会話。抑揚を駆使した声や言葉などその繰り返しなどによるコミュニケーション技術で、患者が共感してくれれば、確かに自然に信頼関係が生まれると思った。
「バリデーションケア」は、この2種類のコミュニケーションの相乗効果で患者の心を安定させ、穏やかにすることができるのだろう。
認知症患者を自宅で介護している家庭は少なくないという。私はこのケアを幅広く一般家庭にも広げていくべきだと思った。

 

●意識の低さに驚く領土問題

山本萌子

文部科学省が後援する「国際地理オリンピック」の募集ポスターに続き、文科省所管の社団法人「日本図書館協会」が全国の図書館に推奨する「国旗の絵本」に、北方領土を「ロシア領」と色分けされた地図が掲載されていた。
高校生を対象にした地理五輪には文科省教育政策研究所の調査官や大学教授、中学・高校教諭など70人の専門家が携わっていたというが、誰もポスターの誤りに気づかなかったようだ。
私はこのような問題が起きる度に、領海・領土に対する日本政府や専門家の意識の低さに驚いてしまう。
そんな人達に地理や歴史を習えば、北方四島や竹島だけではなく、中国が自国領と主張する尖閣諸島までも日本領土であることを忘れてしまうだろう。
領海・領土問題は日本の国益に直結する。専門家にはしっかりしてもらいたい。