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スペシャルインタビュー②「少林寺拳法 演武をともに創る青春」

2012.11.07

10/7(日)、第3回関東中学校少林寺拳法大会において、女子の全5種目中4種目において富士見丘が1位を独占し、トロフィーを持ち帰ることができました。大島教頭と関根教諭がその健闘を称えるとともに、少林寺拳法の魅力についてインタビューしました。

大島先生:優勝おめでとう。

二人:ありがとうございます。

大島先生:そして、今日は道着姿で来てくれてありがとう。制服のときとはまた違う気概が伝わってきますが、1位というゴールに向かう意志は、固かったのでしょうね。

N.T.:はい、そうです。特に私たちは中学校最後の大会となったので、覚悟は相当なものでした。ですから、中3最後の大会で優勝できて嬉しいです。団体演武でも優勝できましたから、部員の意志も一つだったと思います。

M.S.:私も同じ気持ちですが、私の場合は昨年2位だったので、今年優勝できて、どれだけ成長できたか実感できました。自分が頑張ったあかしだと思っています。

N.T.:1位という順位については、少林寺拳法では、人より上手くなるということが目標ではなくて、自分の技の程度がどれくらいであるか確認することのほうが大切ですね。

大島先生:成績でいい点数をとって上位になるというのとは違うのですか。

M.S.:テストの成績や入試なども競争ですから、少林寺拳法の大会と同じ気持ちで目標に向かえるかもしれません。けれども、少林寺拳法は与えられて鍛錬するものではなくて、自分で選んでいますから、勝ち負けではなく、やはり自分自身の成長が目標だと思います。

N.T.:それに、独りで学ぶものでもないです。私たちは二人で演武をやりますから、自分のためではあるのですが、それだけではうまくいかないのです。

大島先生:二人で演武をするというのは、オリジナルの演技をつくるのですか。

N.T.:決められた形を組み合わせるのですが、その組み合せるところは二人で話し合うのです。

M.S.:組み合わせるというのは、決められた形と形とをつなぐときの流れとかタイミングをアレンジすることです。

関根先生:実際に演武をして説明してくれますか。

二人:ハイ!

大島先生:速い。とても速くて、風の軌跡を追っていくようです。こんな狭い部屋でもきっちり動きが決まるとは、無駄がないということですね。美しい。

関根先生:毎日練習を積み重ねていますから。

大島先生:おそらく想像できないほどの鍛錬を積むのだろうけれど、それは辛くないものですか。それを乗り越えられる理由は何なのでしょうか。

M.S.:最初は、ヘトヘトになって足が痛いほどですが、ある段階で慣れます。そして、厳しい練習ですが、辛くはありません。仲間とともに成長できるのですから。それによく話し合いますから。青春がたくさんできるんです。

N.T.:そして、互いに尊重し合える礼儀が身につきます。ですから、上下関係のメリハリもありますし、横のつながりもとても強くなります。もちろん、最初のころはキツイと思いました。しかし、どんどん楽しくなっていくのです。

大島先生:それは友情が芽生えるからということですか。

N.T.:それはもちろんですが、技を磨くときに話し合えるし、それを実際に演武しながら構成をつくっていくというのが楽しいのです。

M.S.:他校との合同練習のときには、はじめは人見知りの私でしたが、だんだん自信がついてメンタルが強くなってきます。そして色々な人と交流できるようになりました。また、互いに技の切れがよく、息がぴったり合ったとき、成長したという感覚をいっしょに持つことができます。

N.T.:成長と言えば、全国大会に出場したときに、私はそれを感じます。先輩たちの演武や他校の生徒の演武をみて、自分たちに足りない技や構成を学ぶことができるからです。たくさん勉強になります。

大島先生:勉強というのは普段の授業の勉強と同じということですか。

N.T.:どちらもコミュニケーションを大切にするのだと思いますが、少林寺拳法の場合は、コミュニケーションによって語彙力や知識を豊かにしていくということではないですね。相手の意見と自分の意見を言い合わせて演武をつくるということが大切になります。

M.S:コミュニケーションがなければ、たしかに少林寺拳法は上手くなれないですから、知識が増えるというところと似ています。でも、仲間といっしょに成長していきながら技を磨きあい、構成をつくっていくところは違うと思います。

大島先生:演武の構成ができるまでのコミュニケーションの大切さ。少林寺拳法は奥が深い。それを中3ですでに体得しているということに感動しました。

関根先生:少林寺拳法のことについて、二人がよく考えていることが分かりました。本当に成長していると思います。今日は本当にありがとう。