富士見丘高等学校|デジタルパンフレット
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卒業生からのメッセージ19中央大学 文学部人文社会学社会情報学専攻 進学日本赤十字看護大学 看護学部 進学早稲田大学 政治経済学部政治学科 進学永田さん2021年度卒業川﨑さん2018年度卒業高校生活で学んだことをきっかけに社会の中での自分の役割を見つけたい 高校では、模擬国連部の活動やSDGsに関するワークショップなどを通じ、身近にある個々の社会問題の背景には複合的な要因があると気づかされ、広い知識を身につけることで将来的にそれらの問題を解決できるような人になりたいと漠然と考えていました。 現在は、ファッションショーを企画・運営する学内最大規模のサークルに所属し、Z世代に向けたエシカル消費を推進するショーを企画しています。社会問題の中でも環境問題に関心を持ち、ファッション業界の大量生産からの大量廃棄という消費サイクルに着目し、負のサイクルを断ち切る第一歩として問題提起したいです。 大学入学後に政治や経済を学び、多くの人と対話を繰り返す中で、中立的な立場でよりよい社会を構成するための制度を作るという公共機関の理念に共感し、国家公務員を志しています。これからは民間、NGO、中央官庁のインターンなどに挑戦し、それぞれの機関の社会的意義を把握することでキャリアを模索し、社会の中での私自身の役割を見つけていきたいと考えています。倉重さん2019年度卒業英語を伸ばすという目標を達成し苦手から得意教科になりました 中学時代の私は英語に苦手意識があったため、「富士見丘で英語力を伸ばしたい」と強く思い、進学しました。英語はネイティブの先生が教えてくださる授業が多くあり、日常会話で使える表現やコミュニケーションのノウハウを身につけることができ、生きた英語を学ぶ良い機会になりました。特に「オンラインスピーキング」は、自分のレベルに合わせて会話が進み、自分が実際に海外にいるような感覚でとても楽しかったので、持続的に取り組むことができました。そして富士見丘の職員室は開放的で、「生徒が先生に質問すること」が当たり前の環境でした。そんなアットホームな雰囲気の中で安心して学習できたからこそ、英語力を伸ばすという目標を達成でき、「英語が得意教科」と言えるようになりました。 また高1の釜石フィールドワークで現地の方と災害復興について意見交換をした経験から、何よりも現地に暮らす人々に寄り添う視点を忘れずに課題を見つけ、議論することの大切さに気づくことができました。大学進学後は、ボランティア活動にも積極的に取り組み、視野を広げたいと考えています。台湾FWによって災害看護を学びたいと思うように 中学時代、東日本大震災で被害を受けた場所を訪れる機会がありました。私自身も東京で東日本大震災を体験しており、災害時の医療にはずっと興味を持っていました。グローバルスタディ演習では「災害と地域社会」をテーマに、台湾のFWに参加し地震や災害について見聞を深めました。台湾も日本も地震による災害が多い国。国外の災害現場を知ることで、より災害時の医療について考え、自分も将来は看護師として災害看護に関わることができたら、と思うようになりました。 日本赤十字看護大学を選んだのは、全国にある赤十字関連の病院が、災害時の地域拠点病院に指定されており、より深く災害看護について学べる大学だったからです。 災害が起こったときに看護師として自分に何ができるのかを自問自答しながら、幅広く看護について学んでいきたいと思っています。Message from Graduates

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