富士見丘高等学校|デジタルパンフレット
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<2020年の取り組み>[WWLオンライン探究学習会]WWL提携校の鹿児島池田高校、沖縄尚学高校とオンラインでの交流会が開催されました。富士見丘学園の生徒の発表の後、テーマについて両高校の生徒とディスカッションを行いました。住まう地域が違っても社会を良くしていきたいという思いが同じであることが確信でき、たくさんの仲間と繋がれた有意義な時間を過ごしました。[WWL探究発表会]グローバル演習の集大成である2月の発表会ですが、今年はオンラインで行われました。制限の多い研究活動ではありましたが、たくさんの方々に応援していただき、生徒が研鑽を重ねることができ、初めての英語プレゼンテーションも堂々と発表することができました。08課題の発見企業との連携沖縄探究発表会大学の先生に学ぶ探究発表会WWL探究学習会[課題の選定]グローバル社会の進展により解決すべき問題も次々に表面化しています。世の中で起こっている様々な事象について関心を持ち、知識を深め、その上で高校生として声を上げ、解決できるものはないか探りました。一斉休校下でのスタートになりましたが、オンラインでミーティングを重ね、研究内容を共有し、これから取り組む研究課題を絞り込みました。[大学の先生や研究機関の方に学ぶ]慶應義塾大学の伊香賀先生、地球地境戦略研究機構の藤野先生から年間を通じて定期的に指導を受けました。調査方法や文献の扱い方から、わかりやすいプレゼンテーションの作り方を教えていただくだけでなく、研究の方向性に悩んだ時には適切なご助言を受け、「大学のゼミ」で行うような専門的なアドバイスによって研究がプラッシュアップされました。[企業・諸団体との連携]企業や公益財団の方に来校していただき、持続可能な社会の実現、SDGs達成に向けた企業の取組みについて講義を受け、文献からは分からない社会の実態を学ぶことができました。参加生徒は自分たちの研究テーマと重ねながら講義を聞き、積極的に質問をしました。企業の方から「高校生が関心を持ち学び社会に働きかけること自体が社会を変える原動力になる」と言われ、研究をする上での大きな励みになりました。[プレゼンテーション力を鍛える]10月の文化部発表会では来場者の方を前にプレゼンテーションを行いました。セッションを聞いてくれた方の鋭い質問や意見もこの後の研究のための貴重なヒントとなりました。他にも企業や団体、提携校を前に何度もプレゼンテーションを重ねたことで人前でも堂々と発表する力が身につきました。[沖縄オンライン探究学習会]海外フィールドワークの中止を受け企画されていた沖縄フィールドワークも2度目の緊急事態宣言発動により中止となりました。しかし、現地でお世話になる予定だった企業・官公庁・研究機関などの方々にも参加いただき、現地で発表する予定の日時にオンライン発表会が開催されました。地域をけん引する各業界の方々の前でプレゼンができ貴重な意見を頂くことができました。

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