富士見丘高等学校|デジタルパンフレット
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卒業生からのメッセージ192020年度卒業上智大学 外国語学部ポルトガル語学科 進学日本赤十字看護大学 看護学部 進学早稲田大学 政治経済学部政治学科 進学SGH課題研究発表会 日本語プレゼンテーション部門 金賞受賞 ➡p6参照小川さん川﨑さん2018年度卒業高校生活で学んだことをきっかけに社会の中での自分の役割を見つけたい 高校では、模擬国連部の活動やSDGsに関するワークショップなどを通じ、身近にある個々の社会問題の背景には複合的な要因があると気づかされ、広い知識を身につけることで将来的にそれらの問題を解決できるような人になりたいと漠然と考えていました。 現在は、ファッションショーを企画・運営する学内最大規模のサークルに所属し、Z世代に向けたエシカル消費を推進するショーを企画しています。社会問題の中でも環境問題に関心を持ち、ファッション業界の大量生産からの大量廃棄という消費サイクルに着目し、負のサイクルを断ち切る第一歩として問題提起したいです。 大学入学後に政治や経済を学び、多くの人と対話を繰り返す中で、中立的な立場でよりよい社会を構成するための制度を作るという公共機関の理念に共感し、国家公務員を志しています。これからは民間、NGO、中央官庁のインターンなどに挑戦し、それぞれの機関の社会的意義を把握することでキャリアを模索し、社会の中での私自身の役割を見つけていきたいと考えています。たくさんのことに挑戦した高校時代研究の大変さ、面白さを知ることができました 富士見丘は女子校で少人数だからこそ、私は埋もれることなく自分の強みを見つけ、先生方の手厚いサポートを受けて成長できました。 英語をコミュニケーション手段として使う探求学習の機会が多くあり、帰国生のクラスメイトからも刺激をうけて英語でのプレゼンテーションを人前で堂々とできるようになりました。特に1年間チームで真剣に研究に取り組んだマレーシアフィールドワークで最も印象に残っていることは、水質汚濁問題をテーマに事前学習をしていましたが、実際に現地調査をしたことで仮説が覆り、新たな展望が開けたという経験です。研究活動は試行錯誤の連続であると実感し、大学ではこの研究を発展させ、ブラジルの貧困・格差と公衆衛生について研究したいです。 また高2の文化祭ではRecycle Fashion Showの企画と運営を担当して目が回るほどの忙しさでしたが、とても充実した忘れられない思い出となりました。何事も一生懸命取り組むと不思議と楽しく感じ、成果がもたらされます。皆さんも、富士見丘での高校生活で様々なことに挑戦し、視野と可能性を広げてほしいと思います。台湾FWによって災害看護を学びたいと思うように 中学時代、東日本大震災で被害を受けた場所を訪れる機会がありました。私自身も東京で東日本大震災を体験しており、災害時の医療にはずっと興味を持っていました。サステイナビリティ演習では「災害と地域社会を」テーマに、台湾のFWに参加し地震や災害について見聞を深めました。台湾も日本も地震による災害が多い国。国外の災害現場を知ることで、より災害時の医療について考え、自分も将来は看護師として災害看護に関わることができたら、と思うようになりました。 日本赤十字看護大学を選んだのは、全国にある赤十字関連の病院が、災害時の地域拠点病院に指定されており、より深く災害看護について学べる大学だったからです。 災害が起こったときに看護師として自分に何ができるのかを自問自答しながら、幅広く看護について学んでいきたいと思っています。倉重さん2019年度卒業Message from Graduates

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