富士見丘高等学校|デジタルパンフレット
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■ 2020年3月 自宅学習開始■ 2020年4月 オンラインホームルームスタート■ 2020年5月 オンライン授業スタート▲ テスト問題公開▲ 課題配布102020年3月、学年末(後期期末)テスト期間中に政府の要請により、本校は5月末まで長い休校期間に入りました。6月以降も分散登校や時差登校、オンライン授業と登校対面授業の併用によるハイブリッド型授業を実施するなど、新型コロナウィルスの感染を防止しながら学業に遅れや支障をきたすことなく学校運営を行いました。それを支えたのも本校のICT環境と教員・生徒のICTスキルです。テスト期間途中での休校入りであったため、実施できなかった科目の試験問題は「富士見丘学園ポータルサイト」を通して生徒に公開。自宅で受験した生徒は自己採点を行い、教員はポータルサイトを活用して解説を行いました。年度末の春期休暇中も課題の配布と提出を繰り返し、新年度に備えました。高校1年 飯島さん新入生を迎えた4月、入学式もないまま新学期がスタート(入学式は6月6日に実施)。新しいクラスのメンバーと新担任は「Office365」のTeamsを使って、オンラインでのホームルームを開始し、担任教諭は生徒の家庭での生活や学習の様子を一人ひとりチェック。また、部活動もオンラインで開始、例えばクッキング部は顧問が配信したレシピ動画を元に、生徒が自宅で調理したものをTeamsに投稿。文化祭でもオンライン活動の様子を発表しました。しずつ覚えることができました。英語表現やOnline Speakingなどネイティブの先生が英語のみで行う授業は、オンラインの方が英語を聞き取りやすくて集中することができ、英語が苦手な私にとってはとても役に立ちました。学校のポータルサイトに演習問題が公開されるという学習方法やロイロノートでの課題の提出など、手書きのノートを提出するよりも、データのやり取りの方がわかりやすいこともあり、学習の幅が大幅に広がったと思います。新入生宅にもセットアップされたPCが届き、本格的にオンライン授業が始まりました。6月に入って学年毎の分散登校が開始されても、まだ学校での飲食が制限されている中で、1・2時間目はオンライン授業、その後、早めの昼食を自宅で済ませ登校、午後の5~7時間目は対面授業という併用期間もありました。時間割はオンラインに向いている授業と対面型が相応しい授業、それぞれの特性を考慮して特別時間割を編成するハイブリット型で実施しました。オンラインを活用するという学習方法を身につけられました4月は分からないことだらけで不安でいっぱいでしたが、担任の先生が電話で親身に質問に答えてくれ、メールでやり取りもできて安心しました。郵送で配布された課題は、中学の復習や前期授業の予習だったので、オンライン授業前に準備ができて良かったです。5月にパソコンが自宅に届いた後は、ホームルームもオンラインで行われました。初めに自己紹介をした時はとても緊張しましたが、パソコン画面に映るクラスメイトの顔と名前を確認して少緊急事態宣言下での対応

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