富士見丘中学校|デジタルパンフレット
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卒業生からのメッセージ192019年度卒業早稲田大学 政治経済学部政治学科 進学2021年度卒業上智大学 外国語学部ドイツ語学科 進学日本赤十字看護大学 看護学部 進学倉重さん何事にもチャレンジする姿勢は富士見丘で得た一番の宝物 私は日本生まれの日本育ちなので、中1から本格的に英語の学習を始めました。富士見丘の英語の授業は、自分の意見を英語で発表する機会が多くあったので、スピーキング力の上達が速く、ネイティブスピーカーが使う言い回しなど自然な英語を身につけることができました。中3オーストラリア修学旅行での姉妹校交流では自分の気持ちを英語で伝える楽しさを経験できたので、高1でイギリス3ヶ月留学にもチャレンジ。現地校では難民の家族をテーマとするドラマの授業があり、実際に演じることで当事者意識をもち、社会問題を身近に感じることができました。また模擬国連部でドイツにおける難民問題を議論したこともあり、大学ではドイツ語はもちろん、国を超えた国際協力を学びたいです。 中高6年間で、英語のスピーチコンテストや探究学習のプレゼンテーションなど、さまざまな課外活動に参加し、努力を惜しまずに最後まで責任をもってやり遂げたことが、私の誇りです。友人たちの意識の高さ、そして先生方が頑張った分だけきちんと評価してくださる環境であったことが、私の成長に結びついたと思っています。台湾FWによって災害看護を学びたいと思うように 中学時代、東日本大震災で被害を受けた場所を訪れる機会がありました。私自身も東京で東日本大震災を体験しており、災害時の医療にはずっと興味を持っていました。グローバルスタディ演習では「災害と地域社会」をテーマに、台湾のFWに参加し地震や災害について見聞を深めました。台湾も日本も地震による災害が多い国。国外の災害現場を知ることで、より災害時の医療について考え、自分も将来は看護師として災害看護に関わることができたら、と思うようになりました。 日本赤十字看護大学を選んだのは、全国にある赤十字関連の病院が、災害時の地域拠点病院に指定されており、より深く災害看護について学べる大学だったからです。 災害が起こったときに看護師として自分に何ができるのかを自問自答しながら、幅広く看護について学んでいきたいと思っています。ベイツさん川﨑さん2018年度卒業高校生活で学んだことをきっかけに社会の中での自分の役割を見つけたい 高校では、模擬国連部の活動やSDGsに関するワークショップなどを通じ、身近にある個々の社会問題の背景には複合的な要因があると気づかされ、広い知識を身につけることで将来的にそれらの問題を解決できるような人になりたいと漠然と考えていました。 現在は、ファッションショーを企画・運営する学内最大規模のサークルに所属し、Z世代に向けたエシカル消費を推進するショーを企画しています。社会問題の中でも環境問題に関心を持ち、ファッション業界の大量生産からの大量廃棄という消費サイクルに着目し、負のサイクルを断ち切る第一歩として問題提起したいです。 大学入学後に政治や経済を学び、多くの人と対話を繰り返す中で、中立的な立場でよりよい社会を構成するための制度を作るという公共機関の理念に共感し、国家公務員を志しています。これからは民間、NGO、中央官庁のインターンなどに挑戦し、それぞれの機関の社会的意義を把握することでキャリアを模索し、社会の中での私自身の役割を見つけていきたいと考えています。Message from Graduates

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