富士見丘中学校|デジタルパンフレット
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192019年度卒業早稲田大学 政治経済学部政治学科 進学2020年度卒業上智大学 外国語学部ポルトガル語学科 進学日本赤十字看護大学 看護学部 進学卒業生からのメッセージ倉重さん英語学習を通して人間関係を広げることができました。 富士見丘は、英語をコミュニケーションの手段として使えるようになりたいと思っている人に適した環境が整っています。特にネイティブの先生の英語の授業は、プレゼンテーションや意見交換が多くあるので、自分の考えを人前で発表することに抵抗がなくなり、より深く理解できるようになりました。またクラスに帰国生が多くいるので、自分とは違う環境で育った友人と互いの考えを言葉で伝え理解しあうという人間関係の築き方を身につけることができました。 社会問題を解決する探求学習では、本校の先生だけではなく、中学で武蔵野美術大学、高校で慶応義塾大学の教授から直接指導をしていただくプログラムがあり、その集大成となったシンガポールフィールドワークでは現地の高校生と一緒に教育制度の違いについて英語で話し合い、提言をまとめることができました。 私はこの6年間の英語学習を通して、外国語を学ぶことで視野が広がり、知識だけではなく多くの友人を得る経験を積みました。皆さんにも富士見丘の学習環境を積極的に活用した生活を送ってほしいです。台湾FWによって災害看護を学びたいと思うように 中学時代、東日本大震災で被害を受けた場所を訪れる機会がありました。私自身も東京で東日本大震災を体験しており、災害時の医療にはずっと興味を持っていました。サステイナビリティ演習では「災害と地域社会を」テーマに、台湾のFWに参加し地震や災害について見聞を深めました。台湾も日本も地震による災害が多い国。国外の災害現場を知ることで、より災害時の医療について考え、自分も将来は看護師として災害看護に関わることができたら、と思うようになりました。 日本赤十字看護大学を選んだのは、全国にある赤十字関連の病院が、災害時の地域拠点病院に指定されており、より深く災害看護について学べる大学だったからです。 災害が起こったときに看護師として自分に何ができるのかを自問自答しながら、幅広く看護について学んでいきたいと思っています。富山さん川﨑さん2018年度卒業高校生活で学んだことをきっかけに社会の中での自分の役割を見つけたい 高校では、模擬国連部の活動やSDGsに関するワークショップなどを通じ、身近にある個々の社会問題の背景には複合的な要因があると気づかされ、広い知識を身につけることで将来的にそれらの問題を解決できるような人になりたいと漠然と考えていました。 現在は、ファッションショーを企画・運営する学内最大規模のサークルに所属し、Z世代に向けたエシカル消費を推進するショーを企画しています。社会問題の中でも環境問題に関心を持ち、ファッション業界の大量生産からの大量廃棄という消費サイクルに着目し、負のサイクルを断ち切る第一歩として問題提起したいです。 大学入学後に政治や経済を学び、多くの人と対話を繰り返す中で、中立的な立場でよりよい社会を構成するための制度を作るという公共機関の理念に共感し、国家公務員を志しています。これからは民間、NGO、中央官庁のインターンなどに挑戦し、それぞれの機関の社会的意義を把握することでキャリアを模索し、社会の中での私自身の役割を見つけていきたいと考えています。Message from Graduates

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