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マレーシア・フィールドワーク報告

2017.02.09

1月24日~28日、サステイナビリティ演習「環境とライフスタイル」を履修する高校2年生11名がマレーシア・フィールドワークを行いました。“環境にやさしい住居”“国民の意識とエコ活動”“経済発展と環境教育”といったテーマを設定して課題研究を進めてきた生徒たちが、経済成長著しいマレーシア・イスカンダル地域を訪問。開発の現場と自然保護地域で現地の課題を学ぶとともに、ジョホール州の21世紀教育推進校 スルタン・イブラヒム・ガールズスクール(SIGS)と環境問題についての交流授業を行いました。

初日(24日)は、シンガポール・チャンギ空港に到着後、陸路で国境を越えマレーシア・ジョホールバルへ移動。
そして、2日目(25日)の午前中には、早くもSIGSとの交流授業です。温かい笑顔で歓迎してくれたマレーシアの生徒たちとすぐに打ち解け、和やかな雰囲気の中、本校の3グループ、SIGSの4グループが交互に環境問題に関する研究発表を行いました。SIGSの環境問題への取り組みは予想以上に進んでおり、本校の生徒たちは大きな刺激を受けたようです。
午後は、東アジアで最大級の複合開発を“低炭素社会”への取り組みと共に進めているイスカンダル地域開発庁(IRDA)、メディニ・イスカンダル・マレーシア社(MIM)を訪問。IRDAでは環境部門・副責任者のVELERISEさんから、MIMでは日本の総合商社から出向しスマートシティ開発に挑んでいる中野康弘・副社長から具体的なお話を伺いました。お話の後には、レゴランドやウォーターフロントエリアなど周辺の開発施設をご案内いただき、発展のスピードを体感することができました。

3日目(26日)は、前日の訪問地とは対照的な自然保護地域や伝統住居を訪問。午前中は、スンガイメラユ村でのエコツアーに参加しました。マレーシア工科大学(UTM)のJuhanni先生、Sheela先生、スンガイメラユ村の村長さんが同行してくださり、ボートでのマングローブ林巡り、ムール貝の養殖場見学、マレー住居見学などを行いました。「チョンカ」というゲームを教えてもらったり、右手の指先を使って昼食を食べたりと、マレーシアの伝統文化を堪能することもできました。
午後は、バスで1時間半ほど移動し、ユーラシア大陸最南端の地タンジュン・ピアイ・ジョホール国立公園へ。ラムサール条約で保護された干潟にはムツゴロウなど多様な生物が生息しており、マングローブ林の中では尻尾の長い猿を間近に見ることもできました。この雄大な自然を急激な開発からどう守っていくのか、イスカンダル地域の課題を実感することができました。

最終日(27日)は、マレーシアで最も美しいモスクといわれるスルタン・アブバカール・モスクを見学した後、バスで国境を越え、シンガポールへ。シンガポール・フィールドワーク組と合流し、環境の持続性をテーマとした近未来的な植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイなどを訪問しました。最新のテクノロジーや整備された街並みを見学し、何年か後には、イスカンダル地域もこのような発展を遂げるのかと、マレーシアの将来に思いを馳せました。

台湾FWシンガポールFW、マレーシアFWでの研究成果については2月18日(土)に本校にて開催するSGH研究発表会でご報告いたします。ぜひご参加ください。