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シリコンバレー流 デザイン思考ワークショップ(1)

2016.08.31

8月2日(月)~7日(日)の1週間、本校を会場として「シリコンバレー流 デザイン思考ワークショップ」が開催されました。スタンフォード大学のシェリー・ゴールドマン教授をはじめとしたSTEM教育[*]の専門家が直接指導にあたる今回のワークショップには、富士見丘生だけでなく、首都圏各地の多くの女子中高生が参加。日本にいながらオールイングリッシュでアメリカの最先端教育を体験することができました。

今回のテーマは「高齢化とIT」。高齢化の進む日本社会で役立つ発想とは何か、3日間にわたるワークショップで「デザイン思考」の発想法を、ステップを追いながら体験していきます。第1日目はグループをつくって交流を深め、プログラムでおこなうインタビューの内容や趣旨を共有しました。ゴールドマン教授から与えられた課題は「おじいいちゃん、おばあちゃんが快適に暮らせる家をつくろう」というもの。自分の祖父母や知り合いなどに、現在の生活で困っていること、あったらよいなと思うもの、などをインタビューしました。第2日目はこれを皆で持ち寄って先の課題に迫ります。グループでコンセプトを共有できたら、次はこれを実現するためのプロトタイプ(試作モデル)を製作します。材料はお菓子の空き箱や空のペットボトル、包装紙、布など。コンセプトを具体的に表現するのが目的です。

相手の立場になって思考するコミュニケーション能力や他者との協業、アイデアを飛躍させるディスカッション、そしてこれを立体化、デザイン化する数学的、美術的な発想。ここに英語という世界の共通言語が加わって展開されるプログラムでした。生徒たちは自由な発想でこれらを楽しんでいました。

そして一方では富士見丘の教員もゴールドマン教授の教師向けのプログラム(研修)に参加。生徒たちとは違った課題が与えられ、やはりインタビューとプロトタイプの製作をおこないました。生徒も教員も、世界の最先端の教育に取り組むことができた一週間でした。

[*]資本主義社会がさらに発展する将来において、もっとも必要とされる科学(science)、技術(technology)、工学(engineering)、数学(math)を重視する教育。現在のアメリカ教育界はこの4つの分野でのリーダーの育成を課題としており、スタンフォード大学がその最先端に位置する。