自らの興味を学びへと大成させる、自主研究プログラム
「学校6日制・授業5日制」を採用する富士見丘では、土曜日を“Flex5×2”の日として位置づけ、さまざまなプログラムを用意しています。その中核をなすのが、総合学習「5×2」。中学1年生から高校2 年生まで継続して、自主研究を行っています。
これは富士見丘独自のカリキュラムで、研究テーマはどんなジャンルでもまったく自由。興味あること、関心を持っていることにテーマをすえて、毎回の研究企画と実施記録を担任に提出します。その後アドバイスを受けながら、資料調べや取材を行ったり、また時には作品制作まで活動を広げて、レポートをまとめ上げます。優秀な取り組み は、毎年全校生徒に配られる冊子『5×2 Story』で紹介されます。
近年「5×2」で優秀者に選ばれた生徒の中から、その研究成果を基にAO入試で合格を果たすケースや、外部機関での受賞、研究誌への掲載などレベルの高い研究成果が発表され、富士見丘生の真価が発揮されています。
2011年「5×2」受賞テーマ
最優秀賞
<中学>- きのこについて
- 生物多様性と鳥類
- 外国人看護師受け入れ問題
優秀賞
<中学>- 食事について
- コンテナで野菜づくり~野菜で免疫力を高める~
- 教師になるために
- 脚本を書くために
佳作
<中学>- 世界の火山について
- 地域の特産品を使った料理
- カンボジアの文化
- 法とは何か
- 落語を通じて見る江戸時代の風俗
一つの分野に対する知識が深まり視野も広がるので自発的に「5×2」を活用して下さい
看護師をめざしていた私は、高1 は「生活習慣病について」、高2は「高齢者にとっての理想」など高齢者に関わる病気や環境をテーマに取り組みました。本格的に進路を看護と決めて以降はこれまでの研究を推薦入試に利用ようと思い、先生たちにも協力していただいて、5×2の研究内容を深めていきました。
高齢化が進む日本では、国の施策だけでは高齢者を救えないこと、地域の人々の連携こそが大切であること、高齢者にとっての理想的な社会・医療とは地域医療の充実が欠かせないことなど、これまで5×2で研究したことを、面接で論理的に話せるようにまとめました。大学入試の面接では、面接官の方からも5×2に興味を示されていろいろ質問されました。結果的に合格できたのは、5×2を使ってうまく自分をPRすることができたからだと思っています。
5×2は自分で一から創りあげていくものです。研究を納得するまで深めていくと、深い知識が身につくし、一つの分野に対する視野も広がるので自分にプラスになります。後輩の皆さんもうまく活用して欲しいと思います。
平成21年度卒業生

